私の赤ちゃん勝手に触らないで…衛生リスクと脳への効果

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佐藤恵子
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 街中で赤ちゃんを見かけると、その可愛さに思わずそっと触れたくなる――。ありがちな光景だが、相手に悪意がないとしても、触られるのを嫌がる親も少なくない。どう接するべきなのか。

 「私の赤ちゃん勝手に触らないで」。そう題した投稿が朝日新聞東京本社版の「声」欄に掲載されたのは昨年12月。東京都内に住む母親(31)が生後6カ月の息子を連れ、病院の待合室にいると、80代くらいの女性に「かわいいわね」と声をかけられ、息子の素足を触られた。母親はまだ免疫力が弱い我が子を触られることが心配で、困惑したことをつづった。普段から息子にひざ掛けをかけたり、帽子をかぶらせたりして触られないように「自衛」して出かけているという。過去には「抱かせて」と話しかけて乳児の足の骨を折る事件もあり、「神経質になっているかもしれないけど、触ってほしくない」と母親は話す。

 投稿には反響があり、「年齢に関わらず他人の体に触れるのは配慮が必要」「私もつい触ってしまう」「潔癖になりすぎないで」といった意見が寄せられた。

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