新型肺炎、中国の封じ込め策 専門家「効果は限定的」

有料記事

北林晃治 松浦祐子 土肥修一
[PR]

 中国当局による「封じ込め」で感染拡大を食い止めることはできるのか。

 国際医療福祉大の和田耕治教授は「ある程度は拡大を防げるかもしれないが、物流や市民生活などへの影響が大きい。コストに見合った効果が得られるかわからない。ただし、国として対策をとっていることを対外的に示すことはできる」とする。

 02~03年に流行したSARSに国立感染症研究所で対策にあたった田口文広・元日本獣医生命科学大教授は「コロナウイルスは、ヒトからヒトへとうつる中で感染力が増していく。初期に食い止めることが重要だ」と指摘。「ウイルスの潜伏期間に気づかずにすでに市外に出てしまった人もいるだろう」とし、効果は限定的とみる。

ここから続き

■WHO、緊急事態宣言を検討…

この記事は有料記事です。残り391文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

新型コロナウイルス最新情報

新型コロナウイルス最新情報

最新ニュースや感染状況、地域別ニュース、予防方法などの生活情報はこちらから。[もっと見る]