「前衛の旗手」ゴルチエさんが引退 最後のショーに登場

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パリ=編集委員・高橋牧子
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 世界的な人気を誇るフランスのデザイナー、ジャンポール・ゴルチエさん(67)が引退を発表し、開催中の2020年春夏パリ・オートクチュールコレクションで22日、最後のショーを行った。

 ピエール・カルダンさんのもとでファッションの仕事を始めて今年で50年。英歌手ボーイ・ジョージさんがステージ上で歌を披露したほか、会場には師のカルダンさんや高田賢三さんら、ゆかりの著名人が大勢集まった。

 ゴルチエさんは1980年代から性差や年齢、体形、上着と下着など様々な垣根を取り払う表現で「多様性」を訴え、「前衛の旗手」と称されてきた。仏エルメスのデザイナーを務めたこともある。

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