オリパラ、初の共通公式服 開会式は白と赤が基調

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野村周平
【動画】公式服を着用する選手たち=林敏行撮影
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 日本オリンピック委員会(JOC)と日本パラリンピック委員会は23日、東京都内で2020年東京五輪・パラリンピックの日本選手団が開会式の入場行進や式典などで着用する公式服を発表した。開会式用は白のジャケットに赤のズボン。1964年東京大会の服を意識して決めたという。64年東京大会や2012年ロンドン大会、16年リオデジャネイロ大会と配色が上下で逆になった。暑さ対策として通気性が高く、伸縮性のある生地を採用した。ネクタイが必須の式典用は、紺のジャケットと白のズボン。ともに女性はキュロットも選べる。

 東京五輪出場が内定している競泳の瀬戸大也選手(25)が記者会見でモデルを務め、「ストレッチが利いていて、着ても疲れない」と話した。

 公式服は「共生社会の象徴」として、初めて五輪、パラリンピック共通のデザインになった。五輪は役員を含めて約1100人、パラリンピックは500人超に用意され、開会式用、式典用とも、公式スポンサーの紳士服メーカー「AOKI」が製作する。

 JOCなどは生地や製造工程を含め純日本産が望ましいなどの条件を出し、事業者を公募していた。審判などが着用するテクニカルユニホームはAOKIとアシックスが担当。選手が試合の前後に着用する公式スポーツウェアのデザインは2月にお披露目になる。(野村周平)

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■各大会の公式服装…

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