思わぬ出会い楽しめるブックバー ルールは「ばらばら」
島崎周
眠れない夜にふらりとどうぞ――。福岡市中央区白金に店主のこだわりがつまったブックバーがある。本棚の本はあえてジャンルをばらして並べたり、風変わりなイベントを企画したり。開店から1年で、常連客らから100冊以上の本が寄贈され、人気を集めている。
店名は「ブックバーひつじが」。羊が描かれた看板が目印だ。営業は午後5時から午前2時ごろまで。のれんをくぐって階段を上がると店主の下田洋平さん(32)が出迎えてくれる。
メニューには「ひつじがのあそびかた」とあり、「よむ」「のむ」「はなす」「思案中」の四つの項目が並ぶ。
独特のルールが楽しいブックバーの魅力とは
本は、あえて「ばらばらに並べる」がルール。その面白さにはまるお客さんも多いようです。
店内は約40平方メートル…
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