木下広大、尾崎希海、大野正智
香川県議会は、子どものネット・ゲーム依存症の防止を目的に、ゲーム利用の上限を1日60分などとする条例の素案を決めた。個人の時間の使い方を規制する内容や、県議らの検討委員会が会議録を作らずに議論を進めたことに問題はないのか。素案への意見を募るパブリックコメントが23日に始まるのに合わせ、3人に聞いた。(木下広大、尾崎希海、大野正智)
条例には、罰則のあるものと、罰則のない理念条例と二つのタイプがある。今回は罰則がない理念条例だ。ゲームの利用時間を「保護者の責務」として条例に書いていても、罰則がなければ実質的には義務ではない。
こういう条例は珍しくない。罰…