「ソフト界のイチロー」の特別な1年 素振り後に厄払い

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井上翔太
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 「ソフトボール界のイチロー」はこの正月、横浜市戸塚区内で素振りをした後、三重・伊勢神宮へ厄払いに出向いた。日本女子リーグで417安打を放ち、歴代最多安打記録を更新中の山田恵里(日立)。3月に36歳となり、本厄を迎える。「少し怖さがあった。あとは思い切りプレーします」

 普段は神頼みをしなければ、おみくじも引かない。「それに左右されたくなくて。凶が出たら『今年はダメだな』と思ってしまう。テレビで占いが始まったら、チャンネルを変えます」という徹底ぶりだが、東京五輪で3大会ぶりにソフトボールが行われる今年は、さすがに特別だ。

 金メダルを獲得した2008年北京五輪に続き、東京でも主将を務める予定だ。24歳だった当時を「全く重圧を感じていなかった」と振り返る一方、今回は「周りの期待を感じています。難しいし、しんどい。結果を出すことで、打ち勝たないといけない」。

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