新型肺炎、中国で4人目の死者 医療従事者の感染も
北京=宮嶋加菜子
中国中部の湖北省武漢市で集団発生している新型コロナウイルスによる肺炎で、武漢市当局は21日、同市内で新たに1人が死亡したと発表した。新型肺炎による中国の死者は4人目で、いずれも同市内で感染が確認された患者だった。
死亡したのは89歳の男性で、1月13日に発症し、18日に深刻な呼吸困難を起こして入院、19日夜亡くなった。男性には高血圧や糖尿病などの持病があったという。
また、20日までに同市内の医療従事者15人の感染が確認され、うち1人が重篤な状態だという。
ウイルスの感染ルートについては、中国政府でこの問題を管轄する国家衛生健康委員会の専門家グループ長の鍾南山氏が20日、ヒトからヒトへの感染が認められると初めて明らかにした。
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鍾氏は中国国営中央テレビの…
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