10年連続「売上日本一」のチョコ売り場 なぜ名古屋に
石塚大樹 細見るい
バレンタインの催事で「売上高日本一」の百貨店は、東京でも大阪でもなく、名古屋駅に直結するJR名古屋高島屋だ。開業翌年から開催して20回目となる今回は、過去最大の売り場で来店客を迎えている。開店前の早朝からできる人気商品の整理券を求める列も今や風物詩。売り場はまるでチョコレートのテーマパークだ。
90万人以上が来店
今年、同店はバレンタイン催事「アムール・デュ・ショコラ」に約150ブランド約2500種類の商品を集めた。16日の先行販売には国内外から22人の著名なシェフが集結し、代表して「パティシエ エス コヤマ」(兵庫県)の小山進シェフが「国内で一番熱い現場です」とあいさつした。
10年連続で「売り上げ日本一」とされ、昨年は90万人以上が来場して27億円を売り上げた。今年は10階のメイン会場を含め計5フロアに設け、過去最大の広さだ。「クラブハリエ」や「ル ショコラ ドゥ アッシュ」、「ル・ショコラ・アラン・デュカス」など人気店がひしめく。
攻略法も登場
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多くの来客でごった返す混雑…
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