福島)町長自ら業者名追加 塙町百条委、元総務課長証言

有料記事

田中基之
[PR]

 塙町の宮田秀利町長が官製談合防止法違反の疑いで書類送検された事件で、塙町議会は20日、調査特別委員会(百条委)を開いた。必要な審査を受けていない4社が入札に追加された経緯について、元総務課長は「それはダメですと反対したが、(町長は)オレが町長なんだからと言って、自分で業者の名前を書き加えた」と証言した。

 2017年1月に発注した定住促進住宅整備事業では、入札予定の4社のうち2社の入札が取り消され、建設業法が定める審査を受けていない4社が追加された。うち1社が4072万円で落札した。

 当時、入札業者は5千万円以上の工事ができるA、1500万円以上5千万円未満のB、1500万円未満のCと三つのランクに分けられていた。追加されたのはCの4社だった。

ここから続き

 百条委では、宮田町長と入札…

この記事は有料記事です。残り420文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら