三重)真珠復活、ふるさと納税がV字回復 鳥羽市
安田琢典
三重県鳥羽市は20日、2019年度の「ふるさと納税」による寄付額が大幅に伸びたと発表した。昨年8月末に返礼品として真珠製品が復活したことが「V字回復」の背景にある。
市企画財政課によると、昨年4月から12月末までの寄付額は3億8756万5千円。昨年12月にはテレビで紹介されたことから、1カ月で2億4397万円もの寄付があった。19年度の寄付総額は16年度の5億4661万5400円には及ばないものの、4億3千万円を見込む。
17年12月1日に真珠製品の取り扱いが中止された影響で、18年度の寄付額は1億7852万450円に激減していた。市は「真珠製品は鳥羽市を代表する地場産品だ」として、真珠製品の返礼品の復活を国に粘り強く要望してきた。
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市は現在、10万円近いネッ…
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