山梨)剣道指導でドイツへ 県警・丹沢警部補

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玉木祥子
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 山梨県警教養課の丹沢忠臣警部補(38)が23日から3カ月間、全日本剣道連盟の要請を受け、剣道の指導でドイツへ派遣される。毎年1人が選ばれ、県警では初めての派遣となる。

 兄に憧れ、小学1年から剣道を始めた。甲府商業高校2年のときにインターハイ個人戦で16強。2015年には全国警察剣道大会(団体3部)に大将として臨み、県警を優勝に導いた。昨年は団体戦で国体に出場。現在7段だ。

 「剣道を生かしたい」と警察官を志した。9人が亡くなった12年の中央自動車道笹子トンネルの天井板崩落事故では機動隊員として真っ暗なトンネルに入った。「剣道で培った精神力で、救助できるのは自分たちしかいない」と覚悟を決め、活動にあたった。

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