未熟児で生まれて3時間後に被災 偶然が命をつないだ

有料記事阪神・淡路大震災

滝坪潤一
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 三重県伊賀市の会社員、栗原健太朗さんは17日、25回目の誕生日を迎える。阪神・淡路大震災が起きる3時間前、神戸市須磨区の病院で生まれた。

 ただ、「オギャー」と泣くことも、自分で息をすることもできなかった。1890グラムの未熟児だった。生まれてすぐ、保育器の中に入れられた。「小さくしか産んであげられなくてごめんね」。母の純子さん(58)はそう思った。

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■「震災の日生まれか」試験官…

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