山形)記録的少雪…催しに影響続々、W杯は乗り越え開催

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石井力 西田理人 青山絵美 上月英興
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 冬本番を迎えた山形県内で雪が少ない状態が続いている。昨年11月からの累積降雪量は各地で平年を大きく下回り、山形や酒田では平年の1割程度。雪を見込んだイベントは規模縮小や延期が相次いでいる。県も少雪で売り上げが減った事業者の支援に乗り出した。

 来月8、9の両日に開催される「上杉雪灯篭(ゆきどうろう)まつり」。例年20万人前後が訪れる冬の米沢を彩る恒例行事だが、今年は雪不足のために規模を縮小することになった。16日の雪灯篭の製作団体代表者会議で、実行委員会が方針を示した。

 まつりは、雪を厄介者とせずに親しむ「親雪」の考えから生まれたとされる。1978年に始まり、今年で43回目を迎える。東北中央道の米沢―福島間の開通を記念し、3日間開催となった2018年は22万4千人が来場し、14億400万円の経済波及効果があったとされている。

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 会場となる上杉神社・松が岬…

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