千葉)チバニアン「世界の宝」 喜ぶ市原、研究者ら安堵

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高室杏子 福冨旅史 熊井洋美 上田雅文 古賀大己
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 世界の宝だ――。国際学会が、地質時代「チバニアン(千葉時代)」を正式に決定した。日本の地名が地質時代に使われるのは初めて。根拠となる地層がある千葉県市原市では市民らから喜びの声が上がり、認定に向けて尽力してきた県内の研究者らは胸をなで下ろした。

 「祝チバニアン決定!」

 17日午後、千葉県市原市役所では、そう書かれた幕が入ったくす玉を小出譲治市長らが割り、千葉の名を冠した地質時代の誕生を祝った。記者会見では「世界の教科書に千葉の時代と載るわけですから、責任を持って保存と保護、研究・観光に資するようにしていきたい」と話した。市役所の第一庁舎にも、祝福の垂れ幕がかけられた。

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 チバニアンを巡っては、認定…

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