実家のすし店、守ったよ 母が見られなかった姿伝えたい

有料記事阪神・淡路大震災

川嶋かえ

 阪神・淡路大震災で母親を亡くした神戸市東灘区のすし店主、上野好宏(よしひろ)さん(47)が17日、神戸市中央区東遊園地で開かれる追悼式典で、遺族代表として追悼の言葉を述べる。3年前に病死した父から店を引き継ぎ、成長した姿を伝えるつもりだ。

 1974年創業の「灘寿司(ずし)」。好宏さんは午前7時半ごろから食材の買い出しをし、午前1~2時ごろまで働く。帰宅すると仏壇に線香をあげる。「よっちゃん。頑張り、頑張り」。習い事や勉強で応援してくれた、母の美智子さんの姿が浮かぶ。

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■「お母さん埋もれてる」…

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