性差別発言、麻生氏が2年連続ワースト 民間ネット投票

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 大学教授らで作る「公的発言におけるジェンダー差別を許さない会」は11日、2019年の政治家による性差別の問題発言についてのネット投票結果を発表した。麻生太郎副総理兼財務相が2年連続でワースト1位となった。

 同会が八つの発言を挙げ、昨年12月30日から今年1月9日にかけて投票を募った。3820人が1人最大2票投じた。麻生氏は昨年2月に福岡県であった自身の国政報告会で、少子高齢化問題に絡み「年寄りが悪いみたいなこと言っている変なのがいっぱいいるけど間違ってますよ。子どもを産まなかった方が問題」などと発言し、2588票を集めた。

 2位は安倍晋三首相の「お父さんも恋人を誘って、お母さんは昔の恋人を探し出して投票箱に足を運んで」(同年7月)で1765票。3位は平沢勝栄衆院議員の「LGBTで同性婚、これは批判したら変なことになるからいいんですよ。ただ、この人たちばっかりになったら国はつぶれちゃうんですよ」(同年1月)の866票だった。

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