新潟)上越のさけめしが「駅弁大将軍」 コンテスト制す

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松本英仁
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 お客の評価で各地の駅弁が競う「駅弁味の陣2019」(JR東日本主催)で、新潟県上越市の「さけめし」が「駅弁大将軍(グランプリ)」に選ばれた。地元産米にこだわった味だけでなく、盛り付けや包装も評価され、崎陽軒(横浜市)の「シウマイ弁当」などの強豪を抑えての総合優勝だった。

 弁当を調製するホテルハイマート(上越市)で10日、表彰式があった。JR東日本は「地域に根ざしながら旅の楽しさを伝える駅弁を作り続けた、たゆまぬ努力がお客様に支持された」とたたえ、自身も駅弁製造会社に出向経験がある同社事業創造本部経営戦略部門の白田義彰部長は「味はもちろん、包装を解いた瞬間、作り手の真心が伝わってくるような心が温まる弁当だ」と評価した。

 さけめしは1991年6月に販売を開始。上越・妙高産のコシヒカリを塩昆布の炊き込みごはんにして、サケのほぐし身とたまり漬けのイクラを添え、彩り豊かに仕上げた。ホテルハイマートは1日あたり十数種類、計600~1千食余りの駅弁を製造。40~50代の女性従業員ら10人前後が手作りに近い形で手がけている。

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