引退後は経営者に プロ野球、選手意識調査で初のトップ

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吉村良二
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 プロ野球を引退した後は、起業して会社経営者に――。日本野球機構(NPB)が2007年から行っている若手選手を対象とした「引退後のセカンドキャリアに対する意識調査」で、「会社経営者(独立・起業)」が初めてトップになった。夢のある商売ともいえるプロ野球らしく、引退後も新たな夢を追いかけたい選手は多いようだ。

 調査は昨年10月、宮崎で開催された若手中心のフェニックスリーグに参加した12球団の全選手を対象に行った。215人(回収率98・6%)が回答し、平均年齢は23・1歳でプロ在籍平均年数は3・2年、平均年俸は994・5万円。

 9日に発表された調査結果によると、「引退後にやってみたい職業は?」という質問(複数回答可)で、「会社経営者」が21・4%でトップとなった。2位は「社会人・クラブチームで現役続行」の16・3%。続いて「12球団の監督・コーチ等指導者」の15・8%。5年連続トップから前回4位に急降下した「高校野球の指導者」も15・8%で3位に並んだ。前回トップだった「一般企業で会社員」は13・5%で5位に降下した。

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 セカンドキャリアについては…

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