多量の汗、落ちる体重 五輪めざす陸上選手を襲った異変

有料記事患者を生きる

川原千夏子
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患者を生きる・職場で「バセドウ病」(1)

 自分の体が自分のものでなくなった感じ――。横浜市のプロ陸上選手、大宅楓(おおやかえで)さん(25)が不調に見舞われたのは2018年3月、社会人3年目になる春だった。

 最初は練習中に異変を感じた。走ると息が苦しい。たくさん汗をかくようになった。普段どおりの食事量なのに、体重はどんどん落ちた。

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 陸上を始めたのは大阪の高校…

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