伊藤秀樹
トイレで脱がずに用が足せるズボンを宮崎市の日章学園高校英語講師、布施真貴子さん(70)が開発し、初めて商品化した。トイレで介助を必要とする高齢者らに便利とアピールしている。
商品は「ス!楽(ラ)ックス」。股の部分が着脱できるのが特徴。通常はカバーで覆い、テープを外して開ければ上げ下げせずに用が足せる。カバーにはおむつなどを装着できる。
アイデアのヒントは、友人の女性との雑談で「トイレが寒い。ズボンを脱がんで済むならこんな便利なことはない」と聴いたこと。股部分の穴の大きさなどを試行錯誤しながら作った。
宮崎市や国富町の3カ所の高齢…