自動運転やAI…トヨタが最先端技術を集めた街づくりへ

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千葉卓朗=ラスベガス 竹山栄太郎
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 トヨタ自動車は7日(米国時間6日)、あらゆるモノやサービスがつながる「コネクテッド・シティー」(つながる街)の実証都市を静岡県裾野市につくると発表した。今年末に閉鎖を予定する子会社トヨタ自動車東日本の東富士工場跡地を活用し、2021年初頭に着工する。

 米ラスベガスで米国時間7日に始まる技術見本市「CES」にあわせて豊田章男社長が明らかにした。

 この街では、自動運転や移動サービスに加え、1人乗りのモビリティー、ロボット、人工知能(AI)の最先端技術をとりいれ、検証していく。世界のほかの企業や研究者らにも参加を呼びかける。

 5年以内に人が住めるようにして、まずはトヨタの従業員や関係者ら2千人ほどが実際に暮らすことを想定する。将来は東京ドーム15個分にあたる約70・8万平方メートルの街にする予定だという。

 街の名前は「ウーブン・シティ」。ウーブンは、英語で「編まれた」という意味だ。車両専用や歩行者専用など3種類の道が、網の目のように織り込まれた様子をあらわすという。都市設計は、デンマークの著名建築家であるビャルケ・インゲルス氏が担当する。

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 街にはトヨタが開発中の自動…

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