大分)そろばんパチパチ 松栄神社ではじき初め

中沢絢乃
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 大分市荷揚町の松栄神社で5日、「2020そろばんはじき初め大会」(大分珠算連盟主催)があり、同市内のそろばん教室に通う3~50歳の161人が読み上げ算などに挑んだ。そろばん文化の振興を目的に1998年から毎年開かれており、今年で23回目になる。

 はじき初めの前には、そろばんの上達を願って参加者全員が拝殿にお参り。読み上げ算では「願いましては…」の掛け声に耳を澄ませ、真剣な表情で珠(たま)をはじいた。先生に指名された人が正しい数字を答えると、参加者らから「ご名算!」の声が響いた。

 パソコン画面にフラッシュ式で次々と映し出される数字を暗算で足していく「フラッシュ暗算」では、子どもたちが3桁の足し算の答えをぴたり当てると、保護者らから「おおー」と感嘆の声が上がった。

 フラッシュ暗算5段の幼稚園年長、古長(こちょう)寧織(ねり)さん(6)は「難しかったけど楽しかった。暗算5段もとれるように頑張りたい」と話した。(中沢絢乃)

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