「一つでも大切な命救われるように」結愛ちゃん母の手紙

有料記事虐待の連鎖を防ぐ

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 5歳の船戸結愛(ゆあ)ちゃんが命を落とした東京都目黒区の児童虐待死事件で、母親の優里被告(27)が拘置所で朝日新聞の取材に応じた。取材後、優里被告から記者のもとへ手紙が届いた。自らが夫のDV(家庭内暴力)にさらされていた体験を踏まえて、児童虐待を防ぐために必要な支援のあり方について訴えている。優里被告の承諾を得て、要旨を紹介する。

優里被告から記者に届いた手紙(一部抜粋)

 今、世の中には児童虐待の現場で子どもの命を必死に守ってくれている方々と、DV支援の現場でパートナーからうけた体と心の傷を必死に治療してくれている方々がいます。

 私は、事件前は子どもの命を守るグループに、事件後はDV支援グループにそれぞれお世話になってきました。

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 残念なことにこの2つのグル…

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