萩生田氏「端境期」発言で釈明 「あらゆる制度である」

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宮崎亮
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 来年度から大学などの学費負担を減らす新制度で、従来なら支援を受けられたのに対象外となる新入生が出ることについて、萩生田光一文部科学相は27日、「制度が変わるときに、今までとは違う環境にあるということは、授業料に限らずあらゆる制度であると思う」と述べ、改めて新制度への理解を求めた。萩生田氏は23日にも「制度の端境期なので、ぜひご理解を」などと語り、ネットなどで批判がでていた。

 朝日新聞は24日付朝刊(東京本社版など)で「端境期」発言について報じた。萩生田氏は27日の閣議後会見で、朝日新聞記者の質問に対し、「おたくの会社が書いた記事のことしか読んだことがないので、批判が集まっているかわかりませんけれど」とした上で、「来年度から支援策は拡大する」と強調した。

 萩生田氏の「端境期」発言に対し、ネットでは「制度が変わる時期だから理解してと言われても、その年の学生にとっては、ただ一度の年。進学を諦める学生も出てくるだろう」「入試改革問題の時の『自分の身の丈に合わせて…』発言と同じだ」といった投稿が相次いでいる。識者や野党議員からも批判が出ていた。

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 文科省によると、新制度では…

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