佐賀)新幹線問題「協議前提の意識ない」 山口知事

有料記事

福井万穂
[PR]

 山口祥義知事は26日、報道各社のインタビューに答えた。九州新幹線西九州ルート(長崎新幹線)の整備問題で、先に国交省と協議の枠組みを検討することで合意したことについて「協議に入る前提だという意識は全くない」と、慎重な姿勢を見せた。

 山口知事は「協議の枠組み検討」について、「どういう協議の場なのか確認させて欲しいということだ」と説明。中身は事務レベルで文書で確認するが、フル規格が前提でないことや、フリーゲージトレイン導入断念についても事前に国と議論したいとした。

 山口知事は昨年12月の知事選では「フル規格の整備は受け入れられない」との立場を表明し、再選を果たした。この点については「私の気持ちは変わっていない。ただ県議会をはじめ『協議には応じるべきだ』との意見もいくつかあった。耳を傾けたい」とした。

ここから続き

 陸上自衛隊オスプレイの佐賀…

この記事は有料記事です。残り208文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら