渋野日向子が語る五輪 金獲得「たぶん全英以上の影響」

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構成・木村健一
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 全英女子オープンを日本勢として42年ぶりに海外メジャーを制覇した女子ゴルファー、渋野日向子。昨年を振り返りつつ、東京五輪への思いなどを聞いた。

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 ――2019年を振り返ると

 もう本当に人生が変わった1年だった。技術はまだまだだけれど、いい意味で図太く、最後までいけた。21歳にして経験できているのは本当にありがたい。周りの反響が大きい中、自分自身は見失っていない。今まで通りやっていけたらいい。

 ――6月の世界ランキングを基に決まる東京五輪出場に向けて

 6月末までの試合全部、1試合も無駄にできない。海外と国内のメジャーで結果を出すと、ランクはかなり上がる。その他の試合もしっかり上位争いをしないといけない。1試合1試合、大事に頑張りたい。

 ――五輪に出たいと思うようになったのは

 08年の北京五輪ソフトボール日本代表の金メダルを自宅のテレビで見ていた。みなさんの顔を見て、私もこういう体験をしてみたいとすごい思った。

 ――ソフトボールがその後、五輪競技から外れていなければ、ソフトを続けていた可能性もあった?

 あるかもしれない。ソフトボール部のある中学校に行っていたかもしれない。

 ――憧れの選手は

 小学校3年で投手を始めた時から、上野由岐子さん。上野さんの本を読んで勉強したり、映像を見たり。勝つためにもっと強くなりたい、上野さんに近づきたいと目標にしていた。

 ――東京五輪を意識したのは…

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