宮城)気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館 入館好調

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佐々木達也
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 今春にオープンした宮城県気仙沼市の市東日本大震災遺構・伝承館が、好調な滑り出しを見せている。開館から8カ月余りで、目標入館者数の7万5千を突破。地元中学生も語り部に加わり、支える態勢にも広がりが出てきた。

 この震災遺構は、4階まで津波が押し寄せた気仙沼向洋高校の旧校舎を被災時のまま残し、公開している。3階まで入り込んでひっくり返った乗用車、冷凍工場がぶつかって欠けた4階の外壁……。押し寄せた津波の威力をまざまざと見せつける。

 新たに設けた伝承館では、市内各所を襲った津波や、大切な人々を亡くした遺族らが語る映像を見ることができる。

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 あの日から丸8年を迎える前…

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