山梨)歴史の道、南北の交流に再び光

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 駿河湾と甲府盆地を最短で結ぶ中道往還(なかみちおうかん)。甲府盆地の玄関口に、4世紀につくられた全長169メートル、東日本最大級の前方後円墳「甲斐銚子塚古墳」がある。当時の畿内とつながる鏡などの副葬品が出土。近くから数多く出土した土器は静岡東部の土器と同じ様式をもつ。

 ヤマトの古墳文化が駿河国経由でやってきたのだ。

 山梨県立考古博物館の一之瀬敬一学芸員(32)は言う。「外部からの刺激や外部への働きかけは必ずこの道を通った」

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 中道往還は9世紀後半、歴史…

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