八木亜希子さんが休養 全身に痛み感じる線維筋痛症

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 元フジテレビアナウンサーで俳優・タレントの八木亜希子さん(54)が線維筋痛症と診断され、当分の間すべての仕事をキャンセルして休養することが分かった。24日、所属事務所が明らかにした。

 事務所によると、数日前から原因不明の体調不良が続き、医療機関を受診したところ、病気が明らかになったという。数日間入院し、その後は通院で治療を行う予定。25日未明にフジテレビ系で生放送予定の「明石家サンタ史上最大のクリスマスプレゼントショー2019」への出演は中止するほか、ニッポン放送で毎週土曜日朝に放送中のラジオ番組「八木亜希子ラブ アンド メロディ」への出演も見合わせる。

 線維筋痛症は全身の皮膚や筋肉に激しい痛みを感じる病気だ。根本的な治療法はなく、痛みを和らげる薬を服用する。女性に多い病気で、全国に推計200万人の患者がいるとされる。2017年9月、米歌手レディー・ガガさん(33)が発症を公表して話題になった。

 日本線維筋痛症学会理事で桑名市総合医療センター・膠原(こうげん)病リウマチ内科の松本美富士さんによると、線維筋痛症は全身に痛みを感じ、「体に釘を刺されるよう」と表現する患者が多いという。炎症や熱はなく、痛みを感じる脳神経が異常に興奮することが原因とされる。

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 特に発症しやすいのは40~…

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