五輪の外国人ボランティア、宿泊どうする 廃校の活用も

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平山亜理
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 来年の東京五輪パラリンピックに向け、海外から訪れるボランティアの受け入れについて、各地の自治体などが知恵を絞っている。廃校になる小学校を活用したり、一般家庭にホームステイをしてもらったり。大会中は宿泊先の確保が課題になるなか、手頃な値段で滞在し、地元の人と交流してもらおうという狙いもある。

 「ボランティア村」を実現できないか――。大会組織委員会のボランティア検討委員会のメンバーで、笹川スポーツ財団特別研究員の西川千春さん(59)は、そんな提案をしてきた。選手村のようなイメージで、世界から来るボランティアが集まれる場所があれば、交流も深まるという発想だ。

 西川さん自身、ロンドンやブラジル・リオデジャネイロなどの五輪でボランティアを経験した。日本は海外に比べて民泊やホームステイが普及していない面もあり、宿泊先の確保が課題となっている。ボランティア村も場所の確保ができずにいた。

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