栃木)旧民主、ワンチームなるか 回顧2019

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池田拓哉
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 統一地方選参院選が重なる12年に一度の「亥(い)年選挙」の年だった。4月の県議選(定数50)で自民党は選挙前の31議席を維持したが、第2党の立憲民主党は5議席から3議席に後退。7月の参院選では自民党現職の高橋克法氏が再選を果たし、立憲民主党新顔との事実上の一騎打ちを制した。

 「ONE TEAM(ワンチーム)」。ラグビー・ワールドカップから一気に広まり、今年の流行語大賞に選ばれた。いま立憲民主党と国民民主党の合流話が動き出した。でも「ワンチーム」のかけ声とは裏腹に、どこか冷めて感じられるのはなぜか。

 統一地方選、参院選と続いた県内の政治決戦。立憲は県議選で現職2人が落選し、野党共闘態勢で戦った参院選でも負けた。国民は労働組合の支持基盤もあって県議選で現職1人が議席を守ったが、得票は前回の3分の2に減らした。

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 「一つになるしかない」。県…

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