小6が異例の特許 手伝い中に考案「洗濯バサミ収納具」

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遠藤雄二
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 神奈川県平塚市立吉沢小学校6年の守田貫一郎さん(12)が、洗濯ばさみを入れると同じ向きで積み重なる「洗濯バサミ収納具」を考案し、特許を取得した。市によると、小学生の取得はとても珍しいという。

 「洗濯バサミ収納具」は、厚紙などで細長い筒状の容器を作り、その中に軸となる竹ひごを取り付けた構造。竹ひごに洗濯ばさみを通すと、変化を付けた内壁に沿って同じ向きで落ちる仕組みだ。洗濯ばさみは下から取り出せる。

 自宅で洗濯物の取り込みを手伝っていて、洗濯ばさみを取り出しやすい収納道具があればいいと考えて昨年の夏休みに作った。昨年度の市児童生徒創意くふう展で小学生の部1位の市長賞を受賞。審査員長を務めた弁理士の福村直樹さんの提案で今年3月に特許を出願、11月15日付で特許権が登録された。

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