どん底を味わった宇野「でも気づけば、地に足がついた」

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吉永岳央
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 フィギュアスケートの全日本選手権は20日、来年3月にカナダ・モントリオールで開催される世界選手権の最終選考会を兼ねて東京・国立代々木競技場で第2日が行われる。夕方から男子ショートプログラム(SP)があり、同日午前には公式練習が行われた。

 4連覇を狙う宇野昌磨トヨタ自動車)はスパンコールをあしらった紫色が基調の衣装でリンクに登場。曲をかけた練習では、冒頭の4回転―2回転の連続トーループなどを着氷し、順調な調整ぶりを披露した。

 メインコーチを置かずに挑んだ今季、グランプリ(GP)シリーズは計2戦に挑んだが、1戦目は8位と過去最低の成績に終わった。「本当にどん底」と語るほど苦しんだが、その後はスイスに渡り、トリノ五輪銀メダリストのステファン・ランビエル氏に指導を受けたことで、2戦目は4位と復調した。

 シニア参戦5季目にして、初めてGPファイナルへの出場を逃す痛恨のシーズンにはなったが、一時の不調を脱したとあって気持ちは前向きだ。「ちょっとごたごたしたままシーズンが始まり、でも気づけば、ちゃんと地に足がついた」

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 今大会に向けても、スイスを…

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