広がるオンライン診療の現場は 保険適用には厳しい基準

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和田翔太
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 パソコンやタブレット端末を使い、通院しなくても診察が受けられる「オンライン診療」が静岡県内でも広がりを見せている。昨年4月からは一部の疾患が公的医療保険の対象となった。少ない負担で受診できるようになった一方で、保険適用には厳格な制限もある。

 「どんなことがご心配ですか?」。カメラに向かって医師が語りかける。患者は、自宅のパソコンの前で問いかけに応じる。

 静岡市葵区の望月小児科医院では、5月にオンライン診療を開設した。不登校発達障害などで通院に抵抗感を示す子どもたちの治療に対応するためだ。

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 開設にあたり、メドレー(東…

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