色覚障害ある画家が語る「信頼する絵の具」 その色とは

有料記事

文・松本紗知 写真・仙波理
[PR]

シェル美術賞の最高賞を受けた色覚障害のある画家 黒坂祐さん(28)

 若手作家の登竜門として知られる「シェル美術賞」。今年グランプリを受賞した黒坂祐さんは、デザインを学ぶ道を断念し、東京芸大絵画科に進んだという経歴の持ち主だ。デザインを志すなかで、黒坂さんがぶつかった壁とは。

 植物は好きだが、花をきれいだと思ったことはなかった。生まれつき色覚障害があり、赤い色が抜けて見える。グレーだと思って買ったイヤホンが、実はピンクだったこともあった。

ここから続き

 若手作家の登竜門「シェル美…

この記事は有料記事です。残り433文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら