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　コーヒーは海辺のこたつで――。霧島錦江湾国立公園の重富海岸（姶良市）に１５日、３台のこたつを広げたカフェが出現した。来店客は、桜島が浮かぶ錦江湾の風景や温かい飲み物を頭寒足熱で楽しんだ。

　同海岸で月に１、２度カフェを出す同市の中村紫穂さんが「癒やしの場の重富海岸をみんなに知ってほしい」と発案し、ＦＭぎんが（鹿児島市）でパーソナリティーを務める玉利恵里さんの協力を得て実現した。

　こたつに足を入れた客の大田恵さんは「こんなカフェ、世界中でここだけでは」。玉利さんは「家庭では見かけなくなったが、こたつは癒やしのコミュニケーションツール」と話した。

　こたつカフェは２２日の午前１１時～午後３時にも開く。小雨決行。（ライター・知覧哲郎）