宮崎)徹夜で奉納「銀鏡神楽」 国の重要無形民俗文化財

菊地洋行
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 宮崎県西都市の山間地にある銀鏡(しろみ)神社で13~15日、33番からなる銀鏡神楽が奉納された。14日は、屋外の舞台「外神屋」に設けられた祭壇にイノシシの頭や酒などが捧げられた後、2番から徹夜で奉納。舞い手たちが白い息を吐きながら厳かに各番を舞うと、見物客からかけ声や拍手が送られた。

 銀鏡神楽は、狩猟の様子を再現するなど古来の文化を受け継いでいるため、1977年、県内の神楽では最初に「米良神楽」の名称で国の重要無形民俗文化財に指定された。(菊地洋行)

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