新潟)大塚いちおさんが町家でカフェ開業
松本英仁
新潟県上越市出身のイラストレーター大塚いちおさん(51)が同市高田地区にコーヒースタンド「ディグモグコーヒー」を開業した。コーヒーを片手に古い街並みが残る高田地区を散策したり、若い世代がライブイベントや発表の場に使ったりして、街中に人を呼び込む狙いがある。
開店は先月13日。「丸慶商店」との屋号で足袋の問屋だった上越市仲町4丁目の木造2階建て商家を借り、内部を改装した。築約150年とされ、1階から2階部分まで約8メートルの吹き抜けがある。しっくいの壁や黒光りする太いはり、碍子(がいし)を使った電気配線などはそのまま残した。
コーヒーやコーヒー豆のほか、大塚さんが手がけるオリジナル商品などを販売する。吹き抜けのあるスペースなどは音楽イベントや作品展示に使える。今春までにレンタルキッチンを開く予定。期間限定イベントや起業したばかりの事業所にも使ってもらう計画だ。2階部分は、改装を手がけた建築設計会社とコンサルタント会社が入居する。
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大塚さんは「高田の駅前商店…
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