(卓球・ワールドツアー・グランドファイナル、女子シングルス1回戦)
あと一歩、届かなかった。勝てば初の五輪代表、負ければ落選。そんな大一番で、平野美宇(日本生命)は敗れた。「チャンスがあったのに最後、勝てなかった。でも、自分の中ではこれが精いっぱいだった」。試合直後は気丈に振る舞ってみせたが、コート裏の取材エリアでは涙が止まらなかった。
相手の王芸迪(中国)は、今季のワールドツアーのランク8位の実力者だ。「内容は悪くなかったけど……」と平野は振り返ったが、1ゲームしか奪えない力負けだった。
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