受動喫煙の被害、ネットでSOS受理 千葉市が4月から

有料記事

寺崎省子
[PR]

 千葉市は来年4月から、健康増進法や市条例に違反する受動喫煙被害の「SOS情報」をLINE(ライン)などインターネットで受け付ける事業を始める。市に通報しやすくして違反があった事業所や飲食店などを指導し、市民が受動喫煙の被害に遭うのを減らす狙いだ。

 市健康企画課によると、「喫煙室からたばこの煙が店内に漏れている」「吸ってはいけない場所でたばこを吸っている」といったSOS情報を、LINEやWebフォームで通報できるようにする。匿名での通報も可能。LINEでは地図サービスで位置や建物の情報を簡単に送信できるようにする。寄せられた情報はシステムに自動登録するほか、市職員が電話や対面でも受け付ける。職員が現地調査した結果も登録し、完了するまで一元管理する。

 改正健康増進法と市条例が全面施行される来年4月1日以降は、市内は全国より厳しい規制が敷かれ、既存の小規模な飲食店でも、従業員が1人でもいれば原則屋内禁煙となる(キャバレーやナイトクラブは当面、努力義務)。違反に対する罰則もある。

ここから続き

 例えば、従業員がいる、また…

この記事は有料記事です。残り288文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら