舞妓さんが「おめでとうさんどす」 事始め、扇の意味は

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佐藤秀男
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 京都の花街で13日、芸舞妓(げいまいこ)が芸事の師匠を訪ね、この1年のお礼と新年に向けたあいさつをする「事始め」があった。花街はこの日から正月を迎える支度に入る。

 京都市東山区京舞井上流五世家元・井上八千代さん(63)宅の稽古場には、門弟たちが届けた大小の鏡餅が緋毛氈(ひもうせん)にずらりと並んだ。訪れた祇園甲部の舞妓らが「おめでとうさんどす」とあいさつ。井上さんは励ましの言葉をかけ、一人ひとりに祝儀の舞扇(まいおうぎ)を手渡した。

 舞妓になって2年目の瑞乃(みずの)さん(18)は「舞台に立たせてもらうことが増えて、いい1年どした。来年もお稽古をがんばって、いろいろ出させてもらえるようにしたい」と話した。

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 事始めで毎年配られる舞扇は…

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