大塚家具、43億円の出資受け入れ ヤマダ電機の傘下に

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神沢和敬
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 業績の振るわない大塚家具は12日、ヤマダ電機の子会社になると発表した。経営権をめぐる創業家親子の対立が注目を集めてから4年半余り。販売が振るわず悪化した資金繰りを、家電量販店大手との資本提携で改善することを狙う。創業者の長女で現社長の大塚久美子氏は続投する。

 議決権ベースで51%分にあたる第三者割当増資を実施し、ヤマダに年内にも引き受けてもらう。出資額は43億円となる。

 大塚家具は2月、ヤマダとの業務提携を発表。ヤマダへの商品の供給や、ホテルや旅館への家具の納入などで協業してきた。ヤマダは住宅関連の事業も手がけており、その傘下に入って相乗効果を高めることを狙う。

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 大塚久美子社長は東京都内で…

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