箱根駅伝の「星」めざす東大生・飛雄馬 関東学連の主将

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山口裕起
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 東大陸上部の阿部飛雄馬(ひゅうま)(4年)が箱根駅伝(来年1月2、3日)にオープン参加する関東学生連合のメンバーに入り、主将に選ばれた。「今までで一番の走りをして、東大生でもやるな、というところを見せたい」。熱血野球漫画「巨人の星」の主人公とはひと味違う東大の飛雄馬が、「箱根の星」をめざす。

 前回大会で1区を走った東大の先輩、近藤秀一(GMOアスリーツ)から刺激を受けた。「すごいなと思ったけど、自分だって負けないぞと」。ハーフマラソンで争った10月の予選会では昨年より1分9秒もタイムを縮め、1時間5分11秒で走った。全体64位で連合チームに6番手で選ばれると、最初のチームミーティングで満場一致で主将に任命された。

 盛岡一高出身。「東大生として箱根を走りたい」。その思いから1浪して赤門をくぐった。教育学部で学び、趣味は哲学書を読むこと。大学の授業のほか、週に1回の家庭教師などで練習時間は限られる。それでも、「短い練習時間のなかで、いま何が自分に足りないのかを優先順位をつけて取り組めた」と文武両道を徹底してきた。

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