梅宮辰夫さん、発売前の自伝で「健さんらと茶飲み話を」

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興野優平

 映画「不良番長」シリーズやバラエティー番組などでの活躍で知られる俳優・梅宮辰夫さんが亡くなった。所属事務所によると、今朝、体調が急変し、自宅から神奈川県内の病院に緊急搬送されたという。20日には自伝「不良役者 梅宮辰夫が語る伝説の銀幕俳優破天荒譚(たん)」(双葉社)の発売を控えていた。

 2018年1月からの週刊大衆の連載で、梅宮さんの語りを口述筆記したものをもとに構成されている。双葉社の担当者がオファーしたところ、「おれもいつまで元気でいられるかわからない。本当にあったことを話したい」と応じたという。最後の取材は今年のゴールデンウィーク前。体調は良く、2時間以上のインタビューに答えた。

 自伝では、役者人生を振り返り、東映時代の先輩スターとの交流や娘、アンナさんへの思いなどがつづられている。

 自伝で梅宮さんは、「最期の瞬間は明日かもしれないし、もっとずっと先のことかもしれない。だったら、この際、自分が知ってることを語り尽くしてやろうじゃないか」と現在の心境を語っていた。

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