山口)漂泊の俳人、種田山頭火の直筆並ぶ 防府で企画展
礒部修作
俳句の定形にとらわれない自由律俳句で知られる漂泊の俳人、種田山頭火の直筆を紹介する企画展「山頭火の書」が13日から、防府市宮市町の山頭火ふるさと館で開かれる。
ふるさと館によると、山頭火は達筆で、自身の句を短冊や掛け軸に多く書き残している。世話になった人へのお礼や、友人から頼まれて書くこともあったという。
企画展では、筆致の強弱をしっかり出した短冊軸装「うれしいこともかなしいことも草しげる」や、「山頭火」の署名がはっきり読める掛け軸「枝をさしのべて葉ざくら」など12点が展示される。
ここから続き
ふるさと館の学芸員、花田咲…
【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら