山口)米粒に「直筆」般若心経 ミクロ工芸作家ら企画展

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二宮俊彦
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 米粒に般若心経を書くミクロ工芸作家、石井岳城(がくじょう)さん(79)=神奈川県相模原市=らの企画展「チャリティー 異色作家13人展」が、山口県山陽小野田市の「おのだサンパーク」で開かれている。石井さんがその場で米粒に名前や生年月日を書くお守りも販売している。16日まで。

 会場には、読み仮名を付けた般若心経716文字が書かれた米粒や、自分の白髪に般若心経を書いた作品、3千人がひしめく「風神雷神金太郎参千人祭り図」(縦17センチ×横12センチ)、風景画などを展示している。

 顕微鏡や特殊な道具は使わず、市販の筆ペンを使って肉眼で書く。米は佐賀県富山県産のもち米。墨がにじまないという。ふだんは米粒を手で持って書くが、多くの文字を書くときは両面テープに米を貼りつけ角度を変えながら書いていく。作業中、「文字は見えない」が、指の感覚で分かるという。

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 石井さんが米粒に文字を書く…

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