「血のにじむ努力しなくても」おせち作り、6家族で分担
才本淳子 栗田優美
黒豆、だて巻き、栗きんとん、松風焼き……。どれもおいしかったよね。今年は誰が何を作ろうか。
12月初旬の週末、神奈川県茅ケ崎市。女性3人が写真を囲んでいた。
ウェブサイトの制作や企画をする市川歩さん(45)らが昨年から始めた「シェアおせち」の打ち合わせだ。おせちは、たくさんの料理を少しずつ作るイメージがあるが、市川さんらは2、3品ずつを持ち寄り、メンバーで交換する。昨年は共働き夫婦や乳幼児を育てる母親ら30~50代の6人が参加。計14品を分け合った。「全部は無理だけど、2、3品なら何とかなる。孤独な『血のにじむ努力』をしなくても、おせちができた」と市川さんは振り返る。
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