今年の漢字は「令」 最多3万票の応募、「和」は3位

有料記事令和

大村治郎 高嶋将之
[PR]

 2019年の世相を表す漢字は「令」。日本漢字能力検定協会京都市東山区)は12日、全国から募集した「今年の漢字」を清水寺(同)で発表した。森清範(せいはん)貫主(かんす)が縦1・5メートル、横1・3メートルの和紙に大きな筆で書き上げた。21万6325票の応募のうち、「令」は最多の3万427票だった。

 選んだ理由で多かったのは、新天皇即位による新元号「令和」が決定され、新たな時代の幕開けを告げた▽「令和」は日本の古典が初めて典拠となった元号で、日本の伝統文化を再認識する機会となった▽法令改正による消費税増税、芸能界の不祥事など法令順守に対する意識の高まりや、災害による警報発令もあった――などだった。「令」が今年の漢字に選ばれたのは初めて。

 2位は「新」(1万4850票)、3位は「和」(1万281票)、4位は「変」(7749票)、5位は「災」(7302票)だった。

ここから続き

 森貫主は、25年にわたって…

この記事は有料記事です。残り990文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら