ネットでウラン売買の容疑 高校生ら書類送検へ 警視庁

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 ウランが無許可のままインターネットで売買された事件で、警視庁は、東京都内の10代の男子高校生ら2人を原子炉等規制法違反の疑いで近く書類送検する方針を固めた。高校生はウラン化合物を精製していたといい、毒劇物取締法違反の疑いでも書類送検する。捜査関係者への取材でわかった。

 事件は昨年1月、「ウラン99・9%」などと称する物質がネットオークションに出品されている、との原子力規制庁の通報で発覚した。捜査関係者によると、規制庁の許可を得ていない男が劣化ウランと天然ウランを出品し、高校生が購入した疑いがあるほか、さらにこの高校生は、ウラン化合物を精製して自宅で所持していたという。

 通報を受けた警視庁が2人を特定し、家宅捜索で押収した物質が鑑定により劣化ウランなどと判明した。ウラン化合物は純度が低かったことから、当初想定していたウラン精鉱(イエローケーキ)には当たらないと判断されたという。

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